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- 入れ歯について
入れ歯のための環境づくりから
入れ歯は、食生活や全身の健康に影響を及ぼすことがあります。ご自身に合ったものを用意し、少しでも食事を楽しめるようにすることが重要です。
当院では、欠損歯を補うための選択肢として入れ歯をご提案することがあります。保険内、自費、どちらも対応しておりますのでお気軽にご相談ください。
入れ歯が合わない原因
「昔作った入れ歯が合わなくなってきた」「入れ歯を入れると違和感や痛みを感じる」などのお悩みはありませんか?
入れ歯が合わなくなる原因には、次のようなものがあります。
①骨の変化
入れ歯を支える土台となる顎の骨は、日々変化しています。年齢を重ねると顎の骨が痩せて小さくなってしまうので、入れ歯が合わなくなります。
②入れ歯が磨耗する
入れ歯は、噛むことによってすり減ってしまいます。その結果、上下の噛み合わせに変化が起こり、合わなくなってくるのです。
③入れ歯の汚れ
入れ歯が合わなくなる原因には、歯垢や食べカスなどの汚れもあります。汚れが入れ歯の素材を変質させてしまうことで、形が変わることで合わなくなります。
当院の入れ歯について
総入れ歯
総入れ歯は、歯にあたる部分(人工歯)と歯茎にあたる部分(床)の二つの部分で構成されています。保険適用で作るものは床がプラスチックであることが多く、自費で作るものは床の素材をコバルトクロムやチタン、シリコンなどで作ることが可能です。
プラスチック義歯(保険適用内)
保険適用によって費用が抑えることができます。また、万が一壊れたとしても修理しやすいという特徴があります。ただし、匂いや汚れが付きやすかったり長期間の使用によって変色や擦り減りが起こりますので、注意が必要です。
コバルトクロム義歯(保険適用外)
コバルトクロムは、保険適用の入れ歯のおよそ3分の1の薄さで作れる入れ歯です。熱の伝導性に優れており、お口の中が広く感じることができるので、食事を楽しめます。
汚れが付着しにくいというメリットもあるため、オススメです。
部分入れ歯
部分入れ歯は、歯を失った部分だけに入れ歯を入れ、噛む力を支えるものです。しっかりと入れ歯が合えば装着中に動くことなく、残っている歯の負担を分散できるため、問題なく噛むことができるようになります。
プラスチック義歯(保険適用内)
総入れ歯と同じ材質であり、部分的にも活用することができます。
ノンクラスプデンチャー(保険適用外)
ノンクラスプデンチャーは、金属バネのない入れ歯のことです。入れ歯が目立たないことから、接客業や営業職の方をはじめとして人気を得ており、問い合わせが増えています。